昭和30年ころ経堂南地域に引っ越してきたという高見澤さん。定年退職するまでは公務員をやられていたそうで、お母様が参加されていたゲートボールの仲間に町会役員の方がいて声をかけられ参加することになった。
定年退職したといってもその後もお仕事を続けており、すぐに町会役員として活動できたわけではなかった。勤めながら1年くらい「両立は難しいなぁ」と思いながら特になにもしないまま役員をやっていたそう。
実際に役員になって感じたことは「会員の皆さんに参加してもらえることがない」ということ。役員になると草刈とか細かい仕事はあるものの、一般会員参加型の行事を考えたときにコロナ禍の事情もあったこともあり、難しさを感じたという。

若い方も土日しか難しいとか、いろいろ問題があるなぁと。
町会の中に長寿のお祝いやゲートボールやヨガといった敬老会などもあったものの、費用の補助などを行うなどの関わりはしつつも経堂南町会では現在町会活動からは分離している。
麻雀や囲碁将棋などの敬老会コミュニティなどを作って“いちのいち”でアナウンスするといったことも検討していただいていたそうだが、平日の昼間にボランティアで関わってくれる「先生不在」というところがネックになって一般会員参加型の企画実施が難航している。



緑道で花見とかいろんなアイでは出るんですけどね、緑道は飲み食い禁止だし、いろんな制限で難しいなってなってできないでいますね。
10年ほど前は防災訓練を実施しても50人ほど集まっていた経堂南町会。現在では20人ほどと一般会員の参加が低迷していることを受けて高見沢さんは「ぜひ防災訓練などの地域のイベントに参加して欲しい」と話してくれた。